デル・テクノロジーズ、テレワークの利用動向などを調査

中小企業のテレワーク導入状況にフォーカス

デル・テクノロジーズ株式会社は、9月13日、全国の中小企業(従業員数1~99人)で働く20~69歳の経営者および会社員1,110人に対して「テレワークおよびニューノーマル時代の働き方に関する意識調査」を2021年8月10日(水)~8月13日(金)に行った結果の前編を発表しました。

テレワークを実施している中小企業はわずか26.8%

調査によると、テレワークを実施している中小企業は26.8%にとどまり、前回2020年7月調査時の36.0%から9.2%減少。

また「現在テレワークを実施していない」「過去に実施していたが、現在は実施していない」を合わせると、テレワークを実施していない割合は73.1%にのぼることがわかりました。

半数以上が第1回緊急事態宣言中にテレワーク初導入

テレワークを初めて導入した時期は「第1回緊急事態宣言」期間中が最多の53.0%に。

そこで、現在テレワークを実施している298名を対象にテレワークの頻度を尋ねたところ「週1-2回」が最も多く40.3%、次いで「週3-4回」が29.2%と続きました。

なお、雇用形態別で毎日テレワークをしていると回答した人は「経営者・役員」が30.1%であるのに対し「従業員」では16.4%にとどまる結果となりました。

半数以上がテレワークに概ね満足

テレワークの満足度について尋ねたところ「満足」「やや満足」と回答した人は合わせて56.4%。

雇用形態別でみると「満足」と回答した経営者・役員は31.3%だったのに対し、従業員は14.8%にとどまりました。

テレワークの課題や改善点はコミュニケーションが突出

テレワーク実施のメリットを尋ねたところ「働き方改革の推進(44.0%)」、「ワークライフバランスの向上(43.6%)」、「オフィスコストの削減(29.9%)」が上位にランクイン。一方、テレワークの課題や改善点については52.0%が「コミュニケーションが難しい」と回答しました。

テレワークをするにあたり会社に望むことを尋ねたところ「会社へ望むことはない」と回答した人が37.8%で最多。

現状に満足している層が一定数いるものの「ノートパソコンや周辺機器の支給」「自宅のWi-Fiやネット回線利用費、電気代などの補助」等、デバイスや費用面の支援を望む声も寄せられました。

最後に、テレワークの導入以降、自宅の仕事環境に変化があったか尋ねたところ、49.0%が「変化はない」と回答。購入したものは「Web会議のためのヘッドセット」と回答した人が最も多い結果となりました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

デル・テクノロジーズ株式会社 プレスリリース
https://www.delltechnologies.com/

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