「フリーランスで働くことへの興味関心」についての市場調査結果を公開

テレワーク・リモートワーク総合研究所は『フリーランスで働くことへの興味関心』について市場調査を行い、その調査結果を発表した。

以下、プレスリリースより引用。

政府の方針により、ここ数年で積極的に副業が推進されるようになってきました。副業としての働き方が広がったことで、その延長線上でフリーランスも注目され、フリーランス人口の増加にも影響していることが考えられています。

しかし、現在の若い世代にも親世代から引き継がれた終身雇用の意識が強く残っている現状において、フリーランスとして働く人はどれくらいいるのでしょうか。また、フリーランスという働き方に対する興味や関心は高いのでしょうか。

そこで今回は、日本におけるフリーランスに対する世間の興味や関心について、調査を行ってみました。

アンケート結果から、フリーランスで働くことに対して「興味がある」と回答した方は全体の26.3%となりました。一方で、最も多数派を占めたのは「収入が不安定そうなので興味がない」という回答であり、全体的に「興味がない」と回答した方は全体の73.7%という結果となりました。

フリーランスという働き方に興味を持てない理由として、「会社員のように固定の収入が保障されていない」ということが、大きな理由となっているようです。また、収入の安定性だけではなく、健康保険料や国民年金などといった社会保障について、会社員に比べてフリーランスに対する社会的ケアは手厚いとは言えない状況です。

なにより、日本では終身雇用という意識が未だに社会へ根付いていることもあって、親世代だけではなく若い世代にもそういった意識が引き継がれているのではないでしょうか。

一方、フリーランスでの働き方に対して前向きに「興味がある」と回答した方もいるのは確かです。

そこで、前述のアンケートで「興味がある」と回答した方々に追加のアンケート調査を実施しました。

アンケート結果を確認すると、上位4位には「収入が増えそう」との回答を31.6%の方から得ることができました。同時に「収入が安定しそう」という結果も9.2%という結果が出ており、合計で40%以上の方が収入面においてポジティブなイメージを持っていることがわかります。

このようにフリーランスに興味がある方からは「興味がない」と回答した方の多くが懸念していた「収入面について」前向きな回答が見られました。

また、「興味がある」と回答した方の理由の第1位は「自由に時間を設定できそう」といったものでした。ほかにも「ワークライフバランスが充実しそう」や「個人で裁量をもってできそう」といった回答を得ることができました。

これらの結果から、フリーランスに対して「会社員と比較して柔軟な働き方が出来る」というイメージが強く持たれていることを見て取ることができます。フリーランスの働き方に魅力を感じている方はこのような「自由な働き方」に憧れを持たれている方も多いのかもしれません。

〇総括

うまくいけば会社員よりも多くの収入を得ることができ、時間の自由もできるという、いいこと尽くめのフリーランスという働き方ですが、情報もないままに漠然と行うだけでは相場よりもはるかに安い報酬で時間だけを浪費することになってしまう可能性もゼロではありません。

そのため、まずはフリーランスのための確かな情報を得ることがなによりも重要になってきます。目の前にやってきた機会を逃さないためにも、まずは情報と環境を大事にしながら、理想のフリーランス生活に挑戦してみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
調査期間:2023年7月14日~2023年7月18日

調査対象:全国20歳〜65歳のワーキングパーソン男女1068名
調査方法:インターネット調査

出典元:株式会社LASSIC(https://www.lassic.co.jp)

◆株式会社LASSIC
東京本社:〒108-0074 東京都港区高輪1-3-13 NBF高輪ビル 4F
鳥取本社:〒680-0843 鳥取県鳥取市南吉方3-201-3
代表者:代表取締役社長 若山 幸司
設立:2006年12月26日
資本金:9,968万円
事業内容: Remogu(リモグ)事業(リモートワーク人材エージェント)、IT事業(システム運用・保守)、KnockMe!(ノックミー)、テレリモ総研、リ・ラシクなどのWeb・メディア運営
拠点:鳥取、東京、那岐
URL:https://www.lassic.co.jp

転載元:PR TIMES(株式会社LASSIC・プレスリリース)

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