DX人材の転職理由「事業内容への興味」がトップ

ユーザー企業で働くDX人材の本音とは

レバテック株式会社(以下、レバテック)は、3月3日、ユーザー企業(設立年数が1990年以前、かつ業種が情報通信業以外)で働いているDX人材(ITエンジニア、データサイエンティスト、Webデザイナー、UI・UXデザイナー、プロダクトマネージャー)を対象として「転職理由と社員エンゲージメントに関する調査」を2022年1月に行い、200名分の回答を集計した結果を発表しました。

DX人材の転職理由、1位は「事業内容への興味」

レバテックの調査によると、DX人材がユーザー企業の従業員数全体に占める割合について「1割以下」と回答した企業は49.5%。

ユーザー企業で働くDX人材のうち、転職経験があるのは67%を占め、DX人材の不足を補うためユーザー企業は積極的に中途採用を行っている様子がうかがえます。

そこで、DX人材がユーザー企業に転職した理由を尋ねたところ、最も多いのは「事業内容への興味(21.5%)」となりました。

自身が働いている企業を薦めたくない人は44.0%

現在、自身が働いているユーザー企業で働くことを友人や知人に薦めたいかについては「非常に薦めたいと思う」「薦めたいと思う」を合わせて56.0%。

一方、「薦めたいと思わない」「全く薦めたいと思わない」と回答した人は44.0%となりました。

DX人材のエンゲージメント低下リスクは待遇と社内の風通し

現在の職場を薦めたいDX人材が感じるやりがいは「働く環境が良い(リモート可、オフィスの環境が良いなど)」「福利厚生などの待遇面が良い」「働き方に柔軟性がある」「業務の裁量が大きい」といった回答が多数寄せられました。

一方、現在の職場を薦めないDX人材が不満に感じる点は「年収が低い」「社内の風通しが悪い」「福利厚生などの待遇面が悪い」となりました。

「社内の風通し」の悪さは転職時に実態がわかりづらいと考えられ、このことがエンゲージメント低下の一因になりうるといえそうです。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

レバテック株式会社 プレスリリース
https://leverages.jp/

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