【自由な働き方】女性がフリーランスになるメリットデメリットとは!おすすめの職業も紹介
- 2021/11/23
- コラム
近年、フリーランスに憧れる人たちが増えています。場所や時間を問わず働くこともできるフリーランスは、プライベートな時間も大切にしたい方たちから注目されているのです。
育児・介護などライフイベントに左右されやすい女性にとって、一つの企業で働き続けることは容易ではありません。柔軟な働き方ができるフリーランスは、女性におすすめの働き方と言えるでしょう。
本記事では、女性がフリーランスになるメリットに合わせて、デメリットについても解説していきます。女性フリーランスにおすすめの職業も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
女性フリーランスのメリット・デメリット
多くのフリーランスは、自分で決めた時間に、都合の良い場所で仕事をしています。こうした融通の利きやすさから、フリーランスを羨望するような声も少なくありません。しかし、フリーランスにはメリットだけではなく、フリーランスゆえのデメリットもあることを忘れてはいけません。
ここでは、女性フリーランスのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
フリーランスのメリットは以下の通りです。
・家事育児と両立しやすい
女性フリーランスの最大のメリットと言えば、融通の利く働き方ができることでしょう。在宅で完結できる仕事も多いため、家事と仕事の両立もしやすい傾向にあります。
シフト制のパートの場合、突然の予定が入ってしまった時に休みを取りづらかったり、旦那さんと休みを合わせたりすることが難しかったりするケースがほとんどです。フリーランスの場合、定められた出勤日や勤務時間がないため、自分や家族の都合に合わせながら仕事を進めていくことができます。
・プライベートの時間を大切にできる
シングルの女性にとってもフリーランスは様々な面で都合が良いはずです。平日、休日問わず自由に動くことができるので、病院、美容院、銀行などにも行きやすく、趣味や習い事との両立もしやすいでしょう。フリーランスの中には、旅行が趣味で仕事の合間に旅行に行かれる方、全国各地を飛びまわりステイ先で仕事をされている方も多くいらっしゃいます。
・自分のスキルをウリにできる
フリーランスとは、自分のスキル・知識からお金を生み出す働き方です。特技や、学生時代に取り組んだことが思わぬところで活かせるケースも多々見られます。フリーランスに興味のある方は趣味、特技、経歴などを今一度洗い出してみることで、自分に合った仕事が思い付くかもしれません。
デメリット
フリーランスのデメリットは以下の通りです。
・自己責任論になる
フリーランスは会社、公的機関などに所属していないため気楽である一方、業務に関わる全てのことが自己責任論となります。仕事で失敗した際にフォローをしてくれる人、サポートしてくれる人は基本的にいません。
・高い自己管理能力が求められる
フリーランスには定められた労働時間がない分、自分自身で計画を立てて仕事を進めていく必要があります。子供や家事などに時間をとられ、納期に間に合わない場合でも、それは理由にはなりません。場合によっては、納期に間に合わなかったことが原因で、契約が終了になってしまうこともあります。
・収入が不安定
フリーランスが収入面で安定しないことは、度々指摘されています。定まった量の仕事をコンスタントに受注することは難しいため、収入が月によって大きく増減します。
フリーランスは老後受け取れるお金が会社員よりも少ない傾向にあります。会社員が厚生年金に加入するのに対し、フリーランスは国民年金に加入するため、毎月の年金支給額は6万円程度となってしまいます。また、退職金もないため、老後の資金を自分で形成していかなければならないのです。
・確定申告を自分でしなければならない
企業に所属していたら、給与は税金などを差し引いた分の金額が支払われます。対して、フリーランスは自分で確定申告を行い、納税しなければなりません。
確定申告における諸作業の他、日頃から領収書の管理や、給与の計算などを行う必要があります。
女性フリーランスの職業
フリーランスに興味のある方の中には、「フリーランスとして働ける職業にはな何があるの?」という疑問を抱えている方も少なくないはずです。
そこで、ここでは女性フリーランスにおすすめの職業を4つ紹介していきます。
ITエンジニア
IT社会と言われる今日、ITエンジニアはニーズの高い職業の一つです。ITエンジニアとして働くにあたって専門知識やプログラミング言語の取得が前提になりますが、スキルを身に付ければ高収入も期待できるでしょう。ITエンジニアに求められるスキルは、プログラミングスクールの他、オンライン講座や独学でも身に付けることができます。
ITエンジニアはプロジェクトに参加することで、実績を着実に積み上げていくことができます。単発の案件・求人だけではなく、将来的に企業務めの在宅ワーカーなども視野に入れることができるでしょう。
Webディレクター
Webディレクターとは、Web制作現場においてマネジメントを行う立場にある人のことを言います。たとえば、Webライター、イラストレーター、ITエンジニアに連絡をとって打ち合わせの日程を調整したり、納品前に制作物の確認を行ったりします。
Web社会と言われている今日、日々膨大な量のWebページが生み出されています。そうしたなか、人材不足に悩むWeb制作会社も少なくなく、フリーランスのWebディレクターは求められているのです。オンラインミーティング、テキストベースのコミュニケーションを得意とする人材に対するニーズは高いです。
対面での営業職経験者、チームをマネジメントした経験のある方にも、Webディレクターの適性があるでしょう。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、WebサイトやWebページなどのデザイン関連を行う仕事です。自分のセンスや世界観を活かすことができるはずです。
近年、Webデザイナーにはデザインだけでなく、プログラミング、コーディングといったスキルも求められるようになりつつあります。Webサイトの制作を個人で一貫して担当することができれば、大きな収入も見込めるでしょう。
イラストレーター
SNS時代、イラストレーターはニーズの高い職業の一つになりました。Twitter、Instagramなどのアイコンの作成を依頼する人が増えているからです。また、LINEスタンプの制作も、イラストレーターにおすすめできる仕事です。
イラストレーターとしてある程度の収入を得たいフリーランスの方は、イラストだけでなく、デザインやコーディングのスキルがあると仕事の幅が広がります。イラストレーターはアプリ制作との相性も良く、実績を積み上げていけばプロジェクトに参加することもできるでしょう。
まとめ
女性の社会進出が唱えられている今日においても、企業で女性が働き続けることは容易ではありません。会社勤めの女性の多くが、女性であるがゆえの問題を抱えています。
スキルや専門知識をウリにして働くフリーランスは、女性であることがネックになることは基本的にないでしょう。また、自分や家族のスケジュールに合わせて仕事を進めることができるため、女性にとって働きやすいと言えます。
フリーランスは自分のスキルをお金に還元でき、かつ頑張りは報酬にしっかりと反映されるため、やりがいをもって働くことができます。「プライベートと仕事のバランスを保ちたい」「自己成長したい!」「特技を活かして、収入を得たい!」という思いのある女性に、フリーランスはおすすめです。