自動販促システム「NAS」や輸出ビジネス「アクセス」を開発・運営している株式会社ADOLOGIは、中小企業の経営者・役員に対して「採用にどのような課題を感じているか」のアンケートを実施した。
以下、プレスリリースより引用。
少子高齢化や業界によっては2024年問題など、人手不足が深刻な状況での人材確保について、中小企業ではどのような課題を抱えているのか調査を行いました。
【調査結果概要】
- 人材確保に課題を感じている企業は32%
- ”適正な人材”の採用に悩む経営者が多い
- 「人が集まらない」「賃金や物価高騰が厳しい」といった声が多数
■採用に関する課題や不安を抱えている経営陣が32%
Q1.採用に関することで課題や不安に感じていることはありますか?
中小企業の経営者・役員を対象に採用に関する課題や不安について聞いたことろ
「はい」と答えた人が32%、「いいえ」と答えた人が47%、「どちらでもない」という回答が21%でした。
■そもそも人が集まらないと悩む経営者が多い
Q2.どのような課題を抱えていますか(複数回答可)
Q1 で採用に関して課題や不安を感じていると答えた人に、どのような課題を抱えているか、また具体的な理由についても聞いたところ以下のような回答となりました。
・人が集まらない/22票
・自社にマッチした人材が採用できない/15票
・採用費/11票
・若手が採用できない/票11
・採用できてもすぐやめてしまう/8票
・その他/1票
【具体的な理由】
・ニーズに対して人材の数が足りない
・人はほしいが賃金の上昇が経営を圧迫している
・業界的に人気がないので人が集まらない
・期待しても長続きしない、給料の問題などがある
・若者が集まらず、従業員の平均年齢も上がりこの先が不安
・円安の煽りを受けた物価高騰の国の対策が労働賃金引き上げとなり、これまでと同じ条件では人が集まらない
・こちらが求めるスキルや経験者を採用するためには、それ相応の待遇を用意しなければならないが、不況なので難しい。
・賃金の問題なのか、採用できても競合の会社に転職してしまう。
■まとめ
円安、物価高騰、少子高齢化など日本の今の状況により、企業の採用にも大きな影響を与え、経営者は共通の課題を抱えていることがわかりました。
若者の雇用促進策や働きやすい環境づくり、円安による物価高騰への対応としても労働賃金の引き上げは不可欠です。競合他社への転職リスクを軽減する手段として賃金以外の福利厚生やキャリア開発支援も重要となってきます。状況に合わせた総合的な人材戦略の構築がこれからは求められるでしょう。
【調査概要】
調査名:経営・採用に関する調査
調査対象:中小企業の経営者 地域/全国
調査期間:2024年2月
調査方法:インターネット調査(Freeasy)
回収サンプル数:100
◆株式会社ADOLOGI
所在地:東京都港区芝大門1-3-8 VORT芝大門Ⅱ 5階
代表者:代表取締役 栗原 政史
コーポレートサイト:https://adologi.co.jp/
NAS公式サイト:https://adologi.co.jp/system/
ADOLOGIブログ:https://adologi.co.jp/adblog/
オウンドメディア:https://www.business-antenna.com/