税理士業界についてのMikatusリサーチvol.6
2021年11月24日、Mikatus(ミカタス)株式会社(以下「Mikatus」)は、「税理士業界の業務改善に関する実態調査」を実施したことを発表しました。調査対象は会計事務所に在籍している人で、対象人数は、税理士106名を含む126人でした。調査方法はインターネット調査です。
Mikatusは、税理士業界についての調査を継続して行っており、今回の調査は6回目の調査です。なお、1回目は「テレワーク導入」、2回目は「人材・採用・教育」、3回目は「景況感」、4回目は「事業承継(M&A)」、5回目は「開業」についての調査でした。
業務改善推進の課題はITスキル
同調査によると、事務所内の業務改善が必要と感じている人は、86.5%に上りました。一方で、業務改善が進んでいると回答したのは、40.5%でした。業務改善推進のハードルとして回答が多かったのは、「ITスキル」です。
取り組んでいる業務改善の内容としては、「デジタル化・ペーパーレス化」が最多となりました。導入されているデジタルツールで最も多いのは、「クラウド会計」です。「クラウド会計」は、業務改善効果を感じているツールとしても高評価でした。
今後、OCRやRPAといった業務自動化ツールの導入を検討している人は47.1%に上りました。また、デジタルツールを導入する目的は、「生産性の向上」であることが判明しました。(Mikatus調べ)
(画像はPR TIMESより)
▼外部リンク
Mikatus株式会社 プレスリリース
https://mikatus.com/news/2021-11-24_press-release