採用する側の声を公開
株式会社ビズリーチ(以下、ビズリーチ)は、10月28日、企業の採用担当者を対象として「中途採用に関するアンケート」を2021年9月27日~10月3日に実施し、有効回答数271件を集計した結果を発表しました。
3年前より即戦力採用の難度は高まっている
ビズリーチの調べによれば、77.1%の採用担当者が3年前と比べて即戦力採用の難度が高くなっていると実感していることがわかりました。
難度が高いポジションについては「ITエンジニア」「管理職・マネージャー」。
その理由としては、デジタル化が進んでITエンジニアへのニーズが高まっていること、求める管理職の希少性が高まっていること、さらにはオンライン選考で優秀な人材の獲得競争が激しくなっていることなどがあげられました。
即戦力採用には「スカウト型求人サイト」
即戦力人材の採用と相性の良い採用手法について尋ねたところ「スカウト型求人サイト」と回答した人が54.2%。
その理由として、直接多くの人材のレジュメ(職務経歴書)を確認できることでミスマッチが少なくなる点、採用工数をかけてでも企業が求める人材へ直接アプローチできる点などがあげられました。
73.1%の企業が現場と連携して中途採用活動を実施
採用活動(人材の要件定義や、候補者のリサーチ)に携わっているのはどの部門か尋ねたところ「人事と現場(受け入れ部門)」と回答した人は73.1%。
現場が携わっている内容は「面談・面接対応(90.0%)」が最も多い一方、「人材のリサーチや母集団形成(40.0%)」は最も少ない回答でした。
しかし、94.8%の採用担当者は、中途採用を成功させるために現場の責任者が転職マーケットの状況を理解しておくことが重要と考えているようです。
また、71.8%の採用担当者が「現場が関わる以前と比べて採用がうまくいっている」と感じており、現場が採用に携わるメリットは「現場が要件定義をするほうがミスマッチをなくせる」が77.5%と最も多い回答に。
今回の調査では、現場との連携が専門性の高い人材を採用するためには不可欠であることがわかりました。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ビズリーチ プレスリリース
https://www.bizreach.co.jp/