IT投資額増加傾向、エンジニアリングチェーン改革に関する調査結果公表

エンジニアリングチェーン改革についての調査を実施

2021年9月1日、Ridgelinez株式会社は、「エンジニアリングチェーン改革を加速するデータ体系整備『Bill of X(BoX)』」の調査結果を発表しました。同社は、エンジニアリングチェーンは製造業の根幹であると説明しています。調査期間は2020年9月18日から2020年9月22日で、インターネット調査により実施され、389人から回答を得ました。

調査対象者については、以下のように説明されています。

国内に拠点のある売り上げ規模1,000億円以上の製造業企業に勤務し、エンジニアリングチェーンにかかわるBOM(部品表)/BOP(工程表)をはじめとしたデータに関する知見を有している管理職以上(プレスリリースより)

同調査を実施した背景にあるのは、製造業でも重要視され、多くの企業が推進しているDX化について、エンジニアリングチェーン領域ではデジタル化によるビジネスモデル変革などがもたらされていないことです。

IT投資額は2020年に比べ増加傾向

同調査では、95%以上の製造業幹部が、エンジニアリングチェーン強化が重要だと回答しています。IT投資額についても、およそ60%の企業から「2020年に比べ増加する」という回答を得ました。

優先的に取り組むべき課題として回答が多かったのは、データ体系整備(約83%)です。しかしながら、WG(ワーキンググループ)を立ち上げて取り組んでいる企業でも、「設計・生産準備・製造部門間でのデータ連携が実現できている」と回答したのは68%でした。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Ridgelinez株式会社 プレスリリース
https://www.ridgelinez.com/contents/news/20210901/

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