副業を始めたのは収入面の理由がほとんど

株式会社学研ホールディングスのグループ会社である株式会社ベンドは、運営するメディア「スキルアップ研究所」にて、「スキルアップを目的とした副業に関する実態調査」の結果を発表した。

調査結果全文はこちら:https://reskill.gakken.jp/4432

以下、プレスリリースより引用。

【調査結果のポイント】
・スキルアップを目的として副業をしたことがあるのは副業経験者の22.5%
・副業で得たスキルは独立のため・フリーランスとして活用したいと考える人が多い
・大半の人が収入面の理由で副業を始めている

〈調査概要〉
調査名:スキルアップを目的とした副業に関する実態調査

対象者:副業の経験がある方
対象地域:全国
調査方法:インターネット
調査期間:2024年11月6日〜11月12日
回答数:200(男性104、女性91、無回答5)

◼️調査背景

近年、終身雇用制度の崩壊と働き方改革の進展により、副業を始める人が増加している。特に、本業では得られないスキルや経験を積むため、副業を通じてキャリアアップや独立の準備をする人が増えている。そこで、今回は副業経験者を対象に、スキルアップを目的とした副業の実態と効果について調査を行った。

◼️調査結果

◆副業経験者のうち22.5%がスキルアップを目的とした副業の経験あり

副業経験がある200人を対象に「スキルアップすることを目的に副業をした経験がありますか?」という質問を行うと、「はい」と回答した人は22.5%であった。

大半の副業経験者がスキルアップを目的とした副業の経験がなく、スキルアップを目的とした副業はまだまだ普及していないと言える。

◆副業で得たスキルは独立のため・フリーランスとして活用したいと考える人が多い

スキルアップを目的とした副業の経験がある人を対象に「副業で培ったスキルをどのような目的で活かしたいと考えていました(います)か?」という質問を行うと、「独立・フリーランスとして活かすため」と回答した人が42.2%で最も多かった。

この結果から、副業で得たスキルは独立やフリーランスとしてのキャリア形成に向けた準備として活用したいと考える人が多いことが分かる。

また「独立・フリーランスとして活かすため」、「本業で活かすため」と比較すると少ないが、「転職して転職先で活かすため」という回答も26.7%で、一定の人が転職を想定して取り組んでいることが分かる。

◆大半の人が収入面の理由で副業を始めている

副業の経験がある人を対象に「なぜ副業に取り組んだ・取り組んでいるのです?」という質問を行うと、「収入を増やすため」と回答した人が87%で最も多かった。

また4割以上の人が「本業以外にも収入源が欲しいから」と回答しており、収入アップや収入の維持が副業をする圧倒的な理由となっていることが分かる。つまり、副業は「収入のため」というイメージが強いと言える。表を見てもわかるように、スキルアップを目的に副業に取り組んでいる人は少ないのが現状である。

◼️課題と展望

今回の調査で、スキルアップを目的とした副業に取り組んでいる人は少ないことがわかった。副業=収入というイメージが強く、スキルアップの観点で副業を選ぶ人は少ない。興味はあるものの、どの副業が適しているかを理解していない人も多い。

今後、副業=収入という固定観念が薄れ、スキルアップを目指す人々が増えることで、副業は収入源だけでなく、キャリア形成や自己成長の手段として認識され、働き方の多様化に貢献するだろう。

出典元:スキルアップ研究所調べ

◆株式会社ベンド
https://reskill.gakken.jp/company
代表取締役:近藤潔
設立:2019年3月1日
資本金:1500万円(資本準備金を含む)
所在:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル 4F
問い合わせ窓口: info@thebend.jp

◆株式会社学研ホールディングス
https://www.gakken.co.jp/
代表取締役社長:宮原博昭
法人設立年月日:1947年3月31日
資本金:19,817百万円
売上高:1,641億円、連結子会社75社(2023年9月期)
東京証券取引所 プライム市場情報(証券コード:9470)
所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
電話番号:03-6431-1001(代表)

転載元:PR TIMES(株式会社学研ホールディングスプレスリリース)

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