富士通、グローバル・デジタルトランスフォーメーションを調査

ニューノーマルの優先課題に関する意識調査を実施

富士通株式会社は、8月20日、世界9か国(オーストラリア、中国、フランス、ドイツ、日本、シンガポール、スペイン、イギリス、アメリカ)の中規模以上の企業に属する経営層および経営層に相当する意思決定者1,200名を対象とした調査を2021年2月に実施し、その分析結果をまとめた「グローバル・デジタルトランスフォーメーション調査レポート 2021」を公開しました。

経営の優先課題、1位は変化への対応力

調査によると、COVID-19のパンデミックにおいて、商品およびサービスを完全にオンラインでのみ提供する企業の多くが売上を伸ばした一方で、商品およびサービスを完全にオフラインあるいは一部をオンラインで提供する企業(以下、非ネット専業企業)の半数は売上が減少する結果に。

しかし、非ネット専業企業の78%はパンデミックに効果的に対応できたと回答。その主な要因は素早い対応力や、デジタル化等が挙げられ、デジタルトランスフォーメーションの組織能力が高い企業ほどパンデミックによるビジネスの変化にも効果的に対応していることがわかりました。

そこで、パンデミック後の世界におけるビジネスの優先課題を尋ねたところ「変化への対応力」がトップに。次いで「ビジネスプロセスの自動化」「データ駆動経営」「オンラインとオフラインを融合した顧客体験」が続きました。

多くのビジネスリーダーがより広範なビジネスプロセスの自動化に期待を寄せています。また、オンラインだけでなく、対面での体験をこれまで以上に大切に考えているようです。

昨年の調査でもビジネスリーダーは社会への価値提供の重要性を認識していました。しかし今回、非ネット専業企業の78%がパンデミックをきっかけに社会への価値提供の重要性が増したと回答。その重要性に、より一層注目が集まっていることがうかがえます。

※記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

富士通株式会社 プレスリリース
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2021/08/20.html

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