生成AIのスキルは約6割が“有料でも学びたい”と回答

「女性のキャリアをシームレスに」の実現に向けて、ライフステージの変化に応じた働き方を支援するリモートワーク実践スクール「リモラボ」を運営する株式会社リモラボ。同社は業務内に日常的および部分的にAIを活用している女性約1000人に、生成AIに関する学習実態調査を実施した。

以下、プレスリリースより引用。

●調査サマリー

  • 業務内に日常的および部分的にAIを活用している人の約6割が生成AI活用に満足していることが判明。特に「考えていたことがまとまり、わかりやすく言語化できるようになった」(57.6%)、「新しいアイデアや企画を生み出す助けになった」(49.5%)といったメリットを実感している。
  • 約3人に1人が生成AIの有料プランを利用しており、その動機として「回数制限なく使いたい」といった上限解除のニーズや、ビジネス要件での必須化が拡大していることが特徴となっている。
  • 一方、生成AI活用における難しさとしては「情報の正確性への不安」(43.5%)が最も多い結果に。さらに、学習面では、半数近くがSNSから情報収集を行っている中で、「情報が多すぎて、何から学べばいいか分からない」(48.6%)といった“情報疲れ”が顕著となった。
  • そのような中で、副業・フリーランス活動におけるAI学習の重要性について、7割以上が「非常に重要」と回答。また、約6割が生成AIの学習に対し、「自己投資を検討する」と回答しており、高い学習意欲が見られた。
  • 今後学びたいこととしては、「業務に活かせる具体的な活用方法・事例」(約7割)が最も高く、実践的な応用ノウハウへの強いニーズが示されている。

●調査概要

■調査対象
リモラボメンバー
・リモートワーク実践スクール「リモラボ」を受講しており、生成AIを業務内で活用している方
■調査実施期間
2025年5月16日~2025年5月21日
■調査機関
リモラボメンバー対象:自社調査
■調査・集計方法
インターネット
■有効回答数
リモラボメンバー対象:935名

アンケート調査の詳細や全ての項目については、リモラボ公式ブログの記事(下記URL)をご覧ください。

リモラボ公式ブログ

●生成AI活用満足度は約6割!「言語化」と「アイデア創出」に高い効果を実感

現在、業務内で日常的および部分的にAIを活用している人に生成AI活用の満足度を聞いたところ、「非常に満足している」(12.6%)と「ある程度満足している」(48.1%)を合わせると、約6割のユーザーが満足していることが分かりました。(図1)

生成AIの活用メリットとしては、「考えていたことがまとまり、わかりやすく言語化できるようになった」(57.6%)が最も多く、思考の整理や表現力向上に貢献していることが伺えます。次いで「新しいアイデアや企画を生み出す助けになった」(49.5%)、「調査や資料作成などの業務にかかる時間が短くなった」(46.7%)が上位を占め、業務効率化と創造性向上の両面で高い効果を実感していることが判明しました。(図2)

●約3人に1人が生成AIの有料プランを利用!ビジネス要件での導入も

生成AIツールの有料プラン利用状況を見ると、「はい」(34.2%)と回答したユーザーが約3人に1人という結果に(図3)。有料プランを利用する主な理由としては、「回数制限なく使いたい」「ストレスなく作業したい」といった上限解除へのニーズが最も高く、業務におけるスムーズなAI活用を求める声が顕著となりました。さらに、「高精度モデルや画像生成、GPTsなど無料では使えない機能に価値を感じている」といった声や、「クライアントからの要求や商用ライセンスの必要性から有料化している」といった、ビジネス要件に基づく導入も一定数見受けられました。(資料1)

●生成AI活用の難しさは「正確性」と「学習コスト」

学習意欲は高いものの、SNSでの情報収集による情報疲れが顕著に

生成AI活用における難しさやデメリットとして、「生成される情報やアイデアの正確性に不安がある」が43.5%と最も多く、AI出力の信頼性への懸念が浮き彫りになりました。また、「上手に使いこなすまでに学習や準備が必要」(32.9%)、「どこまでAIに任せてよいか線引きが難しい」(30.0%)といった、学習コストや適切な活用範囲に関する課題も多く挙げられています(図4)。

こうした課題がある中で、副業やフリーランス活動におけるAI学習の重要性について、7割以上(75.2%)が「非常に重要だと思う」と回答しており、個人のキャリア形成において生成AIスキルが不可欠であると強く認識されています(図5)。

生成AIを学ぶ上で活用されているリソースは弊社が提供している「リモラボの企画やコンテンツ」(71.3%)を除くと「SNS(X、YouTube、Instagramなど)」(42.5%)という回答が圧倒的に多く、日進月歩で進化するAI分野において、最新トレンドや活用事例をキャッチアップする上でSNSは非常に有効な手段となっているようです(図6)。

一方で、生成AI学習の難しさとして「情報が多すぎて、何から学べばいいのか分からない」と回答した人が48.6%と最も多く、SNSの膨大な情報の中から自分に必要なものを選び取る難しさより”情報疲れ”を感じているユーザーが多いことが伺えます。また、「プロンプト設計の方法や精度を高めるコツが掴めない」(38.3%)といった、より実践的なスキル習得への障壁も浮き彫りになりました(図7)。

●生成AIの学習に投資意向!実践的なスキル習得を期待

生成AI学習への自己投資については、約6割(59.8%)が「有料でも学びたい」と回答しており、成果が見込める生成AI学習のコンテンツには一定の投資意欲があることが判明しました(図8)。

今後、生成AIについて学びたいこととしては、「業務に活かせる具体的な活用方法・事例」で7割(70.0%)に上り、具体的な応用ノウハウへの期待が高いことが判明しました。また、「プロンプトの工夫や精度を上げる使い方のコツ」(57.3%)といった、AIを使いこなすための実践的なスキル習得への要望も非常に高いことが伺えます(図9)。

リモラボは今後も、サービス改善やカリキュラムの充実・拡張、コミュニティの更なる活性化を通じて、女性の自由なはたらき方の実現をサポートし、結婚・出産・育児・介護など人生のどんなフェーズを迎えても「自分らしくはたらきつづける」ためのプラットフォームとして事業展開してまいります。

引用元:『株式会社リモラボ調べ』

◆株式会社リモラボ
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿
代表者:代表取締役 佐伯正邦
設⽴:2021年5⽉
資本⾦:5,000,000円
事業内容:SNSマーケティング支援事業、オンラインスクール事業
電話番号:03-4560-6725
メール:info@remolabo.jp

転載元:PR TIMES(株式会社リモラボ・プレスリリース)

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