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「ジョブグルメ」を運営する株式会社JICUは、副業に関心のある20-60代男女110名を対象に、「副業の報酬」に関する意識調査を実施した。
以下、プレスリリースより引用。
調査の結果、副業の報酬として「金銭以外も受け入れる」と回答した人が80%に達し、特に農産物・食品やサービス利用権などの現物支給への関心が高いことが明らかになりました。また、副業で重視することとして「実績作り」がトップとなり、金銭的報酬を上回る結果となりました。
◾️調査の背景
近年、シェアリングエコノミーの発展や物々交換プラットフォームの普及により、従来の金銭報酬に限定されない新しい価値交換の形が注目を集めています。例えば、不用品の物々交換サービスや、共感をベースにした地域通貨の発行、アパレルショップによる思い入れのある洋服の交換など、お金を介さない価値交換の形が次々と生まれ、社会に浸透しつつあります。
また、フリーランス人口は2015年と2021年の比較において1.5倍へ増加(※1) し、副業希望者も85%(※2) に達しています。このような働き方の多様化と価値観の変化を背景に、私たちは「副業の報酬」に関する実態調査を実施しました。
※1ランサーズ 『新・フリーランス実態調査』
※2 job総研『2023年副業・兼業の実態調査』
【調査概要】
「副業の報酬、どう受け取る?」意識調査
【調査方法】インターネット調査(自社調査)
【調査期間】2025年1月15日~1月21日
【調査対象者】20-60代の男女で副業実施者および関心者 、フリーランス
【有効回答数】110名
◾️Point 1 副業の報酬について「お金以外でも問題ない」が80%
副業の報酬として「お金以外」(例:食べ物、商品)を受け取ることについて、どのように思いますか?という質問に対し、納得できる内容の報酬という前提であれば「お金以外でも問題ない」と回答する人が80.0%という結果になりました。また、副業での報酬として「お金以外」を受け取る場合、どの程度まで許容できますか?という質問に対し、「全てお金以外でも良い」と回答する人が30.0%もいることがわかりました。
これらの結果から、副業における報酬の概念が、従来の金銭中心から多様な価値交換へと大きく変化していることがわかります。
◾️Point 2 副業の報酬として受け入れられるものは「農作物・食品」が69.1%でトップ
副業での報酬として、以下のうち受け入れられるものをすべて選んでください。(複数回答可)との質問に対し、「農産物・食品」が69.1%となりトップ。次いで、「サービス利用権(例:宿泊券)」60.9%、「実績・経験として評価されること」49.1%、「スキルや技術の習得機会(研修・講習など)」35.5%、「お金での報酬のみ希望」15.5%という結果となりました。
自由記述の少数意見では、「衣食住全て」や「ストックオプション」などの意見もありました。
◾️Point 3 副業で重視したいもの「実績作り」が61.5%でトップ
今後の副業で重視したいものは何ですか?(複数回答可)との質問に対し、「実績作り」が61.5%でトップ、次いで「スキルアップ」が60.6%、「金銭的報酬」は54.1%で3位となりました。
副業を始めた、または始めたい理由は何ですか?(複数回答可)については、「収入を増やしたい」が61.5%でトップ、次いで「将来のキャリアの選択肢を増やしたい」が54.2%、「新しいスキルを身につけたい、試したい」が49.0%という結果でした。
これらの結果から、副業に対する意識が「短期的な収入増加」から、実際に副業を行うことで「長期的なキャリア投資」へと変化していることも読み取れます。
◆株式会社JICU
所在地:佐賀県鳥栖市
代表取締役:水田 侑宏
設立:2023年4月18日
主な事業内容:中小企業に対する資金調達、DX及びマーケティング等を通したアクセラレーション支援