週休3日制導入企業の社員を調査 実際に休めているの?

株式会社キュービックは、週休3日制を導入している企業の社員223人を調査。転職活動や新しいキャリアの選択を支援するサービス『ミライトーチ』にて公開した。

以下、プレスリリースより引用。

「週休3日制のメリットとデメリット【専門家が解説】導入企業の社員223人に本音アンケート調査」
https://www.hop-job.com/job-change/post-39969/

■調査の背景

「週休3日制」は、千葉県庁やリクルートなど一部の自治体や企業で導入され始めています。休みが増えるのはいいものの、その分残業が増えないか?などの懸念があるのも事実。そこで、実際に週休3日制を導入している企業の社員223人に実情をアンケート調査し、その結果をグラフ化しました。

■調査からわかること

・実際に週3日休めている人は全体の85.7%
・毎週ではなくても「大体休めている」人が40.4%と一番多い
・週休3日制になってよかったこと1位は「プライベートに使える時間が増えた」
・週休3日制になって悪化したこと1位は「仕事が詰まってしまい余裕がなくなった」

【調査概要】
1-1. 調査期間

2024年6月24日~27日
1-2. 調査機関(調査主体)
調査主体:ミライトーチ
調査委託先:crestep
1-3. 調査対象
調査対象:週休3日制を導入している企業の社員
1-4. 有効回答数(サンプル数)
223
1-5. 調査方法(集計方法、算出方法)
インターネット調査

■アンケート調査結果

調査結果の一部をご紹介します。
調査結果全体は、以下の記事にてまとめています。
https://www.hop-job.com/job-change/post-39969/

・実際に週に3日休めている人は全体の85.7% 毎週ではなくても「大体休めている」人が40.4%と一番多い

「実際に週3日休めているか?」という質問に対して、「毎週休んでいる」「大体休めている」「たまに休めている」と答えた人が合計85.7%と大多数でした。

導入企業の社員は週休3日制を活用できているといえる結果になりました。

一方「ほとんど休めていない」が5.8%、「全然休めていない」が8.5%と、休めていない人も一定数いるようです。

・週休3日制になってよかったこと1位は「プライベートに使える時間が増えた」

週休3日制になってよかったことについて聞いたところ、回答で一番多かったのは「プライベートに使える時間が増えた」でした。次に多かったのは順に「心身ともにストレスが減った」、「平日休みが取れる」でした。この結果から、休みが増えることでワーク・ライフ・バランスの変化を感じている人が多いことがわかりました。

・週休3日制になって悪化したこと1位は「仕事が詰まってしまい余裕がなくなった」

週に3日休むことのデメリットを聞いたところ、一番多かった回答は「出勤日に仕事が詰まってしまい余裕がなくなった」でした。休みが増えても仕事量が変わらない場合、勤務時間が減った分、効率的に仕事をこなす必要があるということでしょう。

また次に多かった回答は「給料が減った」で、これは「休みが増えた分給料が減る」というタイプの週休3日制を導入している企業の社員の不満といえます。

記事の中では、人材の専門家である曽和利光氏に取材しており、週休3日制のメリットやデメリット、注意しておきたいポイントについてもまとめています。

ほかにも、「今後も週休3日制を継続したいか」の調査結果や専門家の取材内容を細かく紹介しています。

■『ミライトーチ』編集部より

週休3日制を導入している社員に、実際に休めているのか、実施してみて感じたメリットやデメリットについてアンケート調査しました。結果、実際に休めている人が85.7%と多数派で、導入しただけでは終わらずしっかり活用できているという実態がわかりました。

しかし週休3日制にはタイプがあり、休みが多い分1日の勤務時間が増えたり、給料が減ったりする場合もあります。今回は専門家の曽和氏に取材し、週休3日制のタイプや導入企業についても紹介してもらいました。また、休みが増えた分注意すべき点についても解説してもらっています。

転載元:PR TIMES(株式会社キュービック・プレスリリース)

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