フルリモートなら年収いくら下げられる?リアルな金額が明らかに

タレントスクエア株式会社は、20代~30代の①フルリモート勤務/②毎日出社の男女を対象に、りもーとワークについての調査を実施した。

以下、プレスリリースより引用。

昨今、働き方改革やコロナウイルスの影響で、多様な働き方が推進されています。
仕事とプライベートの両立を重視し、積極的にリモートワークでの働き方を選ぶ人もいます。
では、実際に働く方はこのような働き方にどのような価値やメリットを感じているのでしょうか?

そこで今回、20代・30代に特化したスカウト型転職サイト『タレントスクエア』(https://talentsquare.co.jp/)を運営するタレントスクエア株式会社は、20代~30代の①フルリモート勤務/②毎日出社の男女を対象に、「働き方×リモートワーク」に関する調査を実施しました。

<調査概要>
調査概要:「働き方×リモートワーク」に関する実態調査
【調査期間】2024年6月13日(木) ~ 2024年6月14日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,023人(①509人/②514人)
【調査対象】調査回答時に20代~30代の①フルリモート勤務/②毎日出社の男女であると回答したモニター
【調査元】タレントスクエア株式会社(https://talentsquare.co.jp/corp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

リモートワークの価値はいったい、いくら!?

はじめに、毎日出社の方に“フルリモート”になるとしたらいくらの年収ダウンまで許容できるのかうかがっていきたいと思います。

「“フルリモート”になるとしたら、いくらの年収ダウンまで許容できる?」と質問したところ、『年収が下がるならリモートワークを選ばない(73.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『年収の1割減(15.6%)』『年収の2割減(7.8%)』と続きました。

毎日出社している方の7割以上が、年収が下がるのであればリモートワークを選ばないと考えているようです。

では、リモートワークの頻度によって回答に変動は見られるのでしょうか?

そこで、「“週1リモート”になるとしたら、いくらの年収ダウンまで許容できる?」と質問したところ、『年収が下がるならリモートワークを選ばない(80.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『年収の1割減(14.8%)』『年収の2割減(3.3%)』と続きました。

年収が下がるならリモートワークを選ばないと回答した方が、前問よりも約1割多い8割超えという結果になりました。

続いて、「“週2リモート”になるとしたら、いくらの年収ダウンまで許容できる?」と質問したところ、『年収が下がるならリモートワークを選ばない(77.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『年収の1割減(13.6%)』『年収の2割減(6.8%)』と続きました。

7割以上の方が、年収が下がるのであればリモートワークを選ばないと回答しました。

では、毎日出社する代わりに年収がアップするとしたら、どのくらいの年収アップを希望するのでしょうか?

フルリモートの方に、「“毎日出社”の代わりに、いくらの年収アップを希望する?」と質問したところ、『年収の2割以上(31.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『年収がいくら上がっても毎日出社は選ばない(24.2%)』『年収の3割以上(16.5%)』と続きました。

フルリモートから毎日出社になるのであれば、年収の2割以上アップを希望する方が最も多い結果となりました。
その一方で、2割以上の方は年収がいくら上がっても毎日出社はしたくないと考えているようです。

では、理想の出社頻度とはどのくらいなのでしょうか?

全員に、「出社頻度について、ご自身の理想に近いものを教えてください」と質問したところ、『毎日(26.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『フルリモートワーク(21.7%)』『週3日(19.7%)』と続きました。

理想の出社頻度について、「毎日出社」が最多となりましたが、「フルリモートワーク」が理想だという方も同様に多いことが示されました。
つづく回答は、「週3日」とハイブリッドワークを希望する声も一定数あることが分かりました。

理想の出社頻度について、さらに詳しく聞いてみました。

■理想の出勤頻度について
【毎日】
・リモートだとやる気がでない(20代/男性/毎日出社)
・通勤時間で仕事モードに切り替わるから(30代/男性/毎日出社)
・トラブルに対応できない(30代/男性/フルリモート)
・家で仕事はできないから(30代/女性/フルリモート)

【フルリモートワーク】
・対面でコミュニケーションをとるかどうかではなく、コミュケーションの頻度、内容の問題だと考えているため出社は不要と考える(20代/女性/フルリモート)
・子育てが忙しく、出社したら時短勤務にしなければならないから(30代/男性/フルリモート)
・働く場所を選ばず、緊急事態にも対応しやすいから(30代/女性/フルリモート)
・会社が遠いため、通勤時間を削減したい(30代/女性/フルリモート)

【週3日】
・生活にメリハリをつけるためにも出社するのはいいが、週の半分くらいだと気持ち的に楽だから(20代/女性/毎日出社)
・会社との繋がりがゼロにならないのに加え、自分の時間も大事にできるから(20代/毎日出社)
・給料が下がらないのが条件。交通費が全額支給ではないからガソリン代が余分にかかる(30代/女性/毎日出社)
・フルリモートは不都合が多いので半々ぐらいが良い(30代/女性/フルリモート)

毎日出社が理想と回答した方は、モチベーションの維持や作業環境の確保、トラブルに迅速に対応できることなどを挙げており、そうせざる得ない環境である方もいることがうかがえます。

また、フルリモートワークが理想の方は、利便性や通勤時間の削減、家庭と仕事の両立を求める傾向にあり、週に3日出社が理想と回答した方は、仕事と生活のバランスを保ちつつ職場との“繋がり”を大切にしたいという傾向にあるようです。

良いことばかりではない?リモートワークのメリット・デメリットとは

理想の出社頻度などが明らかになりましたが、みなさんが思うリモートワークのメリットは何なのでしょうか?

「リモートワークのメリットは何だと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『通勤のストレス軽減(57.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『空いた時間の有効活用(32.1%)』『好きな場所で働ける(31.7%)』と続きました。

6割近くの方が、通勤のストレス軽減をメリットとして挙げました。
また、空いた時間を有効活用できることや好きな場所で働けるといった点もメリットに感じているようです。

一方で、リモートワークのデメリットは何でしょうか?

「リモートワークのデメリットは何だと思いますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『コミュニケーションが少なくなる(34.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『自己管理が難しい(30.5%)』『モチベーション・意欲の維持が難しい(27.9%)』と続きました。

コミュニケーションの減少が一番のデメリットと考えていることが分かりました。
リモートワークの場合、対面の時と違い、突発的な会話が生まれづらいことも関係しているでしょう。
また、自己管理が難しいこと、さらには意欲の維持が難しいといったデメリットを感じていることも示されました。

【まとめ】理想の出社頻度TOP3は『毎日』『フルリモートワーク』『週3日』!従業員の希望を企業はどう叶える?

今回の調査結果で、毎日出社の方、フルリモートワークの方が理想とする出社頻度、それぞれの価値が明らかになりました。

毎日出社の方は、フルリモートや週1リモート、週2リモートになるとしても年収が下がるのであればリモートワークを選ばないという方が非常に多いことが分かりました。

一方、リモートワークの方については、毎日出社する場合の年収アップ希望額として、年収の2割以上と回答した方が最も多い結果となったものの、年収がいくら上がっても2割以上の方は毎日出社を選ばないことも分かっています。
5月から新型コロナウイルス感染症が5類に移行するなど、現代の生活様式は日々変化が起きています。

今回の調査結果では、理想の出社頻度について、『毎日』と回答した方が最多になりましたが、『フルリモートワーク』や『週3日』という方も多いことが示されました。企業が社員の働きやすさを重視し、時代に合った勤務方法を取り入れることで優秀な人材の保持や雇用に繋がるのではないでしょうか。

◆タレントスクエア株式会社
【設立】2022年1月
【代表】代表取締役 八田 新大
【資本金】5,000,000円
【本社所在地】東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16F
【事業内容】20代・30代に特化したスカウト型転職サイト「タレントスクエア」の運営
https://talentsquare.co.jp/corp/

転載元:PR TIMES(タレントスクエア株式会社プレスリリース)

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