20代・30代のビジネスパーソン1200人に聞いた「仕事を通じた成長実感」意識調査

エン・ジャパン株式会社が運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職『AMBI』で、 39歳以下のユーザーを対象に「仕事を通じた成長実感」についてアンケートを実施した。

以下、プレスリリースより引用。

調査結果 概要

  • 94%が、企業選びで「成長環境を重視する」と回答。理由上位は「できる仕事の幅を広げたい」「市場価値を高めたい」。
  • 3人に1人が、現在「仕事を通じた成長実感がない」と回答。成長実感がないことが理由で「転職を考えたことがある」方は、9割以上にのぼる。
  • 自身の成長を実感するタイミング、上位は「以前より難しい仕事をやり遂げた時」「困難を乗り越えた時」。
  • 自身の成長を妨げていると感じるもの、トップは「身近にロールモデルがいない」。

調査結果 詳細

1:94%が、企業選びで「成長環境を重視する」と回答。理由上位は「できる仕事の幅を広げたい」「市場価値を高めたい」。(図1~5)

働く企業を選ぶ上で成長環境の有無を重視するかを伺うと、94%が「重視する」(重視する:56%、どちらかと言えば重視する:38%)と回答しました。

企業選びの際に、成長環境の有無を「重視する」「どちらかと言えば重視する」と回答した方に理由を伺うと、上位は「できる仕事の幅を広げたいから」(69%)、「自身の市場価値を高めたいから」(67%)でした。第3位の回答は男女で異なる結果に。男性は「昇給・昇格したいから」(50%)の一方、女性は「仕事人生を充実させたいから」(53%)がランクインしました。

成長環境があると感じる企業の特徴についての具体的なコメントも紹介します。

【図1】働く企業を選ぶ上で成長環境の有無は重視しますか?

【図2】働く企業を選ぶ上で成長環境の有無は重視しますか? (年代別)

【図3】働く企業を選ぶ上で成長環境の有無は重視しますか?(男女別)

【図4】働く企業を選ぶ上で成長環境の有無を「重視する」「どちらかと言えば重視する」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可/年代別)

【図5】働く企業を選ぶ上で成長環境の有無を「重視する」「どちらかと言えば重視する」と回答した方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可/男女別)

Q.どのような制度や風土がある企業に、成長環境があると感じますか?

▼「社内公募制度」に関するコメント
・公募制度など、意欲ある社員の可能性を広げることができる制度。(20代男性)
・自ら異動の希望を出せる制度。(30代男性)

▼「評価制度」に関するコメント
・人事評価制度が一定の理論に基づいて整備されている環境。(30代男性)
・昇格、降格含めて正当に判断をしてもらえる環境。(30代女性)

▼「社員育成・研修制度」に関するコメント
・資格取得手当や研修制度が整っている企業。(20代女性)
・人材開発、教育に力をいれている体質の企業。(30代男性)

▼「社員のチャレンジを歓迎する風土」に関するコメント
・チャレンジすることを評価し、失敗することを受け入れる環境。(30代男性)
・自分の能力の少し上の能力が必要な仕事にアサインされる環境。(30代女性)

▼「若手でも活躍できる風土」に関するコメント
・年齢関係なく能力/ポテンシャルでチャレンジできる企業。(20代男性)
・若手にも大きな仕事をどんどん任せる風土。(20代女性)

▼「新しいことに挑戦する企業」に関するコメント
・保守的な考えになりすぎず、チャレンジ精神を忘れていない企業。(20代男性)
・新しい技術の開発促進を積極的に実施している企業。(30代女性)

▼「ビジョンが明確な企業」に関するコメント
・時流を捉えながら自社独特の目標やビジョンがあり、売り上げ以外での共感を作れる環境を持つ企業。(30代男性)
・次の経営戦略が出ていて、取り組みたい分野を提示している企業。(30代女性)

2:3人に1人が、現在「仕事を通じた成長実感がない」と回答。成長実感がないことが理由で「転職を考えたことがある」方は、9割以上にのぼる。(図6~9)

現在、仕事を通じた成長実感があるかを伺うと、66%が「ある」(頻繁にある:12%、時々ある:54%)、34%が「ない」(ほとんどない:25%、全くない:9%)と回答しました。続いて、仕事を通じた成長実感が「ほとんどない」「全くない」と回答した方に、それが理由で転職を考えたことがあるかを伺うと、考えたことが「ある」方は91%でした(ある:69%、どちらかと言えばある:22%)。

【図6】現在、仕事を通じて成長している実感はありますか?(年代別)

【図7】現在、仕事を通じて成長している実感はありますか?(男女別)

【図8】現在、仕事を通じた成長実感が「ほとんどない」「全くない」と回答した方に伺います。それが理由で転職を考えたことはありますか?(年代別)

【図9】現在、仕事を通じた成長実感が「ほとんどない」「全くない」と回答した方に伺います。それが理由で転職を考えたことはありますか?(男女別)

3:自身の成長を実感するタイミング、上位は「以前より難しい仕事をやり遂げた時」「困難を乗り越えた時」。(図10、図11)

現在、仕事を通じた成長実感が「頻繁にある」「時々ある」と回答した方に、どのような時に自分自身の成長を感じるかを伺うと、トップは「以前より難しい仕事をやり遂げた時」(53%)でした。男女別で見ると、男性は「困難を乗り越えた時」が53%でトップに、女性は「以前より難しい仕事をやり遂げた時」「新しい知識やスキルを得られた時」が同率54%で最多でした。実際に仕事を通じて成長を感じた具体的なエピソードについても紹介します。

【図10】現在、仕事を通じた成長実感が「頻繁にある」「時々ある」と回答した方に伺います。どのような時に自分自身の成長を感じますか?(複数回答可/年代別)

【図11】現在、仕事を通じた成長実感が「頻繁にある」「時々ある」と回答した方に伺います。どのような時に自分自身の成長を感じますか?(複数回答可/男女別)

Q.実際に仕事を通じて成長を感じたエピソードがあれば教えてください。

・営業職をしていた頃、取引先の企業から難度が高い案件を初めて成約することができ、成長を感じた。(20代男性)
・自ら考えた施策が数字として結果に表れた時。(20代男性)
・経験のないプロジェクトかつ短納期の依頼をやり遂げた。スキルがなくても実現できる方法を考え工夫をし、達成したことで大きな成長を実感した。(30代女性)
・今まで携わらなかった分野で対応できるようになったこと。(30代女性)
・クライアントと共に答えのない問題に向き合い、自分自身でプロジェクトリードしながらひとつの成果を生み出せた時に、大きな喜びと成長実感を得ることができた。(30代男性)
・定期的にフィードバックをもらい、フィードバックされる内容がポジティブなものに変わったり、ネガティブなものでも内容が高度になっているのを実感したとき。(30代男性)

4:自身の成長を妨げていると感じるもの、トップは「身近にロールモデルがいない」。(図12、図13)

現在の職場で、自身の成長を妨げていると感じるものがあるかを伺うと、「身近にロールモデルがいない」が45%で最多でした。男性よりも女性のほうが身近なロールモデルを重視している方が多いことが分かります(男性:41%、女性50%)。

【図12】現在の職場で、自身の成長を妨げていると感じるものはありますか?(複数回答可/年代別)

【図13】現在の職場で、自身の成長を妨げていると感じるものはありますか?(複数回答可/男女別)

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『AMBI』( https://en-ambi.com/ )を利用する39歳以下のユーザー
■有効回答数:1,223名
■調査期間:2023年3月2日~3月22日

◆エン・ジャパン株式会社
社名:エン・ジャパン株式会社

URL:https://corp.en-japan.com/

転載元:PR TIMES(エン・ジャパン株式会社・プレスリリース)

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