2024年案件数が増加したフリーランス職種ランキング

フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス『SOKUDAN(ソクダン)』を運営するCAMELORS株式会社は、2024年最新のフリーランス・副業の「案件数が増加した職種ランキング」を発表した。

以下、プレスリリースより引用。

約5,000件のSOKUDANに掲載されている実際のフリーランス・副業案件(一部抜粋)から作成しました。

「直近1年(2023年)の案件数が(2022年と比較して)増加した職種をランキング記事」として紹介し、後半では、各職種ごとの考察も記載しています。

■調査サマリー

  • 1位インフラエンジニアの増加率は67%、平均年収も939万円と高水準
  • 上位5職種は、50%を超える増加率、平均年収は892万円
  • エンジニア職種の平均増加率54%、平均年収924万円(インフラエンジニア、データサイエンティスト、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニア、iOS / Androidエンジニア)

■調査結果はこちら
【2024最新】案件数が増加したフリーランス職種ランキングhttps://magazine.sokudan.work/post/lHl3H4_Q

【調査対象】
SOKUDAN(https://sokudan.work/)に掲載された求人案件(一部抜粋)の単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収と想定年収を試算しました。

・対象期間
2023年1月1月ー2024年1月2日(直近1年)
2022年1月1日ー2022年1月31日(比較対象の期間)
・対象案件数
2,655件 ※一部抜粋

案件数が増加したフリーランス職種ランキング

サマリー
・1位インフラエンジニアの増加率は67%、平均年収も939万円と高水準
・上位5職種は、50%を超える増加率、平均年収は892万円
・エンジニア職種の平均増加率54%、平均年収924万円
・2位WEBディレクター、3位データサイエンティストも増加率66%を超えと1位とほぼ同じ増加率、データサイエンティストは年収が968万円と高水準
・増加率5位のプロジェクトマネージャーは年収では2位の1020万円
・エンジニア職の増加率と年収は全体的に高い傾向
・営業やカスタマーサクセスのようなビジネス系職も増加率は比較的高いが、年収は技術職に比べて低め
・エグゼクティブ/コンサルは増加率は13位だが、年収は最高額の1060万円

全体的に、技術職の需要が高く、それに伴い年収も高めである。一方で、非技術職も増加率は比較的良好であるが、年収は技術職に比べて低い傾向がある。

総括

このランキングの総括として、技術職がフリーランス市場での需要が高く、特にインフラエンジニア、WEBディレクター、データサイエンティストのような職種が増加率66%以上という高い数字を記録しています。

これらの職種では、年収も900万円を超えることが多く、フリーランスとしての高度な専門スキルが高い報酬に直結しています。一方で、エグゼクティブ/コンサルは増加率は24.1%と低めですが、年収は最高額の1060万円を記録しており、その専門性と影響力の高さが反映されています。

非技術職でも、営業やデザイナー、マーケティングなどの職種が増加率40%前後を記録し、フリーランスとしての案件獲得の可能性を示しています。

これらの職種では、柔軟な働き方や多様な案件への対応能力が、年収の増加に貢献しています。特にフリーランスとして活動する場合、様々な業界やプロジェクトに関わることで、幅広い経験を積み、専門性を高めることが可能です。

全体的に、フリーランス市場では、高度な専門スキルを持つ職種や、デジタル化の進展に伴う需要の高まりが見られます。案件数の増加とともに、フリーランスとしての活動範囲が広がり、多様な業界やプロジェクトでの経験が年収増加に繋がっていることがこのランキングから読み取れます。

フリーランスの案件数が増加した考察

1位:インフラエンジニア
増加率:66.7% 年収:938万円

考察
インフラエンジニアの需要が高い増加率を示しているのは、企業がデジタル変革を進め、クラウド化やセキュリティ強化を重視しているからです。高度な技術力を要するため、専門性が高く、案件の難易度が上がっていることも年収の高さに反映されています。

案件数が増加した背景や要因
クラウドサービスの普及により、インフラの設計から構築、運用までの案件が増加しています。また、リモートワークの拡大でネットワークの安定性やセキュリティの重要性が高まり、フリーランスのインフラエンジニアに対するニーズが高まっています。

2位:WEBディレクター
増加率:66.3% 年収:663万円

考察
WEBディレクターの増加率が高い理由は、オンライン上でのビジネス展開の拡大に伴い、ウェブサイトやアプリケーションの企画・開発案件が急増しているからです。フリーランスのWEBディレクターは、プロジェクトごとに異なるクライアントの要望に応える柔軟性と高い専門知識が求められ、これが年収の高さに繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
デジタルマーケティングの重要性が高まり、効果的なオンライン戦略を求める企業が増えています。これにより、フリーランスのWEBディレクターに対する案件が増加。特に、ユーザー体験(UX)の向上やSEO対策など、専門的知識を要する案件が多くなっています。フリーランスとしての柔軟な働き方が可能であるため、多様な案件に対応できるスキルが年収アップに貢献しています。

3位:データサイエンティスト
増加率:66.0% 年収:968万円

考察
データサイエンティストの需要が高まっているのは、ビッグデータの活用がビジネス戦略に不可欠となり、データ分析から洞察を引き出す能力が高く評価されているからです。特に、フリーランスのデータサイエンティストは、多様な業界や案件に対応できる汎用性と高度な専門スキルが求められ、これが高年収に繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
AIや機械学習の技術が進化し、企業がデータドリブンな意思決定を重視するようになったことが背景にあります。この結果、データ分析やモデル開発に関する案件が急増し、フリーランスのデータサイエンティストに対する需要が高まっています。また、フリーランスとして複数の業界や案件に関わることができるため、経験とスキルの幅が広がり、より高い年収を実現しています。

4位:バックエンドエンジニア
増加率:57.2% 年収:869万円

考察
バックエンドエンジニアの増加率と年収の高さは、ウェブサービスやアプリケーションのバックエンド側での複雑な処理やデータ管理の重要性が増していることに起因します。特にフリーランスのバックエンドエンジニアは、様々な開発環境に適応できる柔軟性と高度な技術力を持つことが評価され、多くの案件に携わることができます。

案件数が増加した背景や要因
クラウドコンピューティングの普及により、スケーラブルなバックエンドシステムの構築が求められています。また、IoTデバイスの増加やオンラインサービスの利用拡大が、バックエンドシステムへの要求を高めています。フリーランスのバックエンドエンジニアには、これらの技術トレンドに対応した高度な開発スキルと、複数の案件を同時に管理する能力が求められ、これが高い年収に繋がっています。フリーランスとしての柔軟な働き方が、多種多様な案件への対応を可能にし、絶えず需要が高まっています。

5位:プロジェクトマネージャー
増加率:53.3% 年収:1020万円

考察
プロジェクトマネージャーの需要が高い増加率と年収を誇るのは、複雑化するプロジェクトの成功を司る重要な役割を担っているからです。フリーランスのプロジェクトマネージャーは、多岐にわたる業界や案件に対する深い理解と、チームをまとめ上げるリーダーシップが求められます。このようなスキルセットが、高年収を実現しています。

案件数が増加した背景や要因
デジタルトランスフォーメーションの進行や新規事業の立ち上げが増加しており、それに伴いプロジェクトマネージメントの専門性を持つフリーランスに対する需要が高まっています。また、フリーランスとして柔軟に働ける環境が整い、複数の案件を同時に管理する能力が、多くの企業から高く評価されています。プロジェクトの成功に直結する重要な役割を担うため、案件数とともに年収も高水準になっています。

6位:フロントエンドエンジニア
増加率:46.3% 年収:867万円

考察
フロントエンドエンジニアの需要は、ユーザーインターフェースの質がビジネス成功に直結する現代において、ますます高まっています。フリーランスのフロントエンドエンジニアは、最新の技術トレンドに迅速に対応し、クリエイティブでユーザーフレンドリーなウェブサイトやアプリケーションを提供することが求められます。この高い専門性が、案件数の増加と高年収に繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
スマートフォンやタブレットの普及により、レスポンシブデザインやモバイルファーストのアプローチが標準となり、フロントエンドの技術が重要視されています。フリーランスのフロントエンドエンジニアには、これらのニーズに応えるための最新のスキルが求められ、その結果、多様な案件が生まれています。

7位:営業
増加率:42.9% 年収:653万円

考察
営業職の増加率と年収の高さは、ビジネスの成長を支える中心的な役割を担うことに起因します。フリーランスの営業担当者は、幅広い業界や案件に対応するための高い適応力と、優れたコミュニケーション能力を持つ必要があります。これらの能力が、多様な案件獲得と高い成果報酬に直結し、年収の増加に繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
デジタルマーケティングの進化とともに、オンラインとオフラインの両方で効果的な営業戦略が求められるようになりました。フリーランスの営業担当者には、新しい営業手法やツールを駆使して案件を獲得する能力が求められます。また、新規顧客の開拓だけでなく、既存顧客との関係強化に関する案件も増えており、フリーランスとしての柔軟な働き方がこれらのニーズに対応するために貢献しています。

8位:デザイナー
増加率:42.9% 年収:615万円

考察
デザイナーの需要が高いのは、ビジュアルコミュニケーションの重要性が増しているためです。特にフリーランスのデザイナーは、企業のブランドアイデンティティを形成し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためのクリエイティブな案件に多く関わります。この専門性とクリエイティビティが、案件数の増加と高年収に繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
デジタルメディアの普及により、ウェブデザイン、アプリデザイン、UI/UXデザインなど、デジタル領域でのデザイン案件が増加しています。フリーランスのデザイナーには、これらのニーズに迅速に対応するための最新のデザイントレンドやツールの知識が求められます。また、フリーランスとして様々な業界の案件に対応することで、独自のデザインスタイルを築き上げ、より多くの案件を獲得する機会を得ています。

9位:事業企画
増加率:41.7% 年収:928万円

考察
事業企画職の増加率と年収が高いのは、企業の成長戦略を立案し、新規事業の機会を模索する重要な役割を担っているためです。フリーランスの事業企画担当者は、市場分析から事業戦略の策定、実行計画の立案まで、幅広い知識と経験が求められます。この専門性が、多様な案件と高年収に繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
グローバル競争の激化と市場環境の変化が速い現代において、企業は常に新しいビジネスモデルや事業機会を探求しています。フリーランスの事業企画担当者には、革新的なアイデアと戦略的な思考を持って、企業の成長をサポートする案件が増えています。

10位:カスタマーサクセス
増加率:35.7% 年収:677万円

考察
カスタマーサクセス職の増加率と年収が高いのは、顧客満足度の向上と長期的な顧客関係の構築がビジネス成功の鍵となっているからです。フリーランスのカスタマーサクセス担当者は、顧客のニーズを深く理解し、カスタマイズされたサービスを提供することが求められます。この顧客中心のアプローチが、案件数の増加と高い報酬に繋がっています。

案件数が増加した背景や要因
サブスクリプションモデルやサービス指向のビジネスが増加する中、顧客の継続的なエンゲージメントと満足度の維持が重要視されています。フリーランスのカスタマーサクセス担当者には、個々の顧客に合わせたパーソナライズされたサポートを提供する能力が求められ、これが多様な案件の増加につながっています。また、フリーランスとして複数の業界や企業のカスタマーサクセス戦略を経験することで、その専門知識とスキルがより一層磨かれ、高い年収を得ることに貢献しています。

11〜14位の考察は、以下の元記事をご覧ください。
【2024最新】案件数が増加したフリーランス職種ランキング

最新の市場動向を理解し、自身のスキルとキャリア目標に合った仕事を見つけるために、是非サイトをご覧ください。今後もフリーランス市場のトレンドに注目し、市場の需要に応じた職種選択やスキルアップを目指しましょう。

出典:SOKUDAN Magazine (https://magazine.sokudan.work)

◆CAMELORS株式会社
代表者 : 代表取締役社長  田根 靖之
所在地 : 東京都渋谷区渋谷3-27-15 坂上ビル7F
URL :https://sokudan.work/
公式twitter :https://twitter.com/sokudan_work
公式Facebook :https://www.facebook.com/sokudan.work
SOKUDAN Magazine :https://magazine.sokudan.work/

転載元:PR TIMES(CAMELORS株式会社・プレスリリース)

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