女性の冬ボーナス平均30.2万円 前年より約1万円下がる結果に

株式会社キャリアデザインセンターが運営する、女性の転職に特化した転職サイト『女の転職type』は、働く女性332名と働く男性171名を対象に「冬のボーナス」についてアンケートを実施した。

以下、プレスリリースより引用。

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査する【データで知る「女性と仕事」】を定期的に行い、女性の働く環境の実態を公開しています。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-80/

■調査結果抜粋

  • ★働く女性の冬のボーナス平均は30.2万円
  • ★男性は年齢とともにボーナス金額が上がるが、女性はほぼ横ばい
  • ★ボーナスの金額、女性の不満足派は53.0%、男性の不満足派は64.9%
  • ★ボーナスの使い道は女性1位が「貯金」、男性1位が「生活費」

【Q.1 2023年の冬のボーナスはいくらだった?】

※正社員・契約社員のみ

『女の転職type』会員(以降、女性と表記)に2023年冬のボーナスについて尋ねたところ、「0(なし)」が46.0%で最多となりました。2022年に支給がなかった人は37.6%だったので、ボーナスをもらえなかった人は8.4%増えています。支給された人の平均金額は30.2万円で、2022年の平均31.3万円と比較すると1万円ほど下がっています。

※2023年冬のボーナスの、性別・年代別比較
※女性:女の転職type会員、男性:type会員
※正社員・契約社員のみ

また『type』の男性会員(以降、男性と表記)にも2023年冬のボーナスについて尋ね、性別・年代別に比較したところ、20代は女性27.1万円、男性27.0万円とほぼ男女差はありませんでした。一方で30代・40代と年代が上がるにつれ男性はボーナス額が大きく上がっていくのに対し、女性はほとんど上がらないという状況が明らかになりました。

【Q.2 2023年冬のボーナスの満足度は?】

 

※女性:女の転職type会員、男性:type会員
※正社員・契約社員のみ

女性に冬のボーナスの満足度について尋ねたところ、「かなり不満足」が36.7%で1位となりました。「わからない」を除くと2位は「やや不満足」16.3%となり、合わせて53.0%の人が不満を感じていることがわかりました。一方で満足している人は「かなり満足」と「やや満足」を合わせて17.2%であり、満足と不満足の間には約3倍の開きがありました。

男性にも満足度を尋ねたところ、満足している人が15.8%、不満足な人が64.9%と、女性よりさらに不満足派が多いことがわかりました。男性は年齢が上がるにつれてボーナス金額も上がる傾向があるにもかかわらず、金額が上がりにくい女性よりも満足度が低いという結果です。

【Q.3 2022年冬と2023年冬のボーナスの「金額差」は何が要因?】

※複数回答あり
※差はない人を除く

2022年と2023年の冬のボーナスに金額差があった女性にその要因を尋ねると、「会社の業績」が21.4%で最も多い結果となりました。2位が「退職」16.3%、3位が「転職」14.5%となっており、職場が変わったことがボーナスの金額に影響していることがわかりました。

 

【Q.4 理想の冬のボーナスは?】

※女性:女の転職type会員、男性:type会員
※正社員・契約社員のみ

女性に理想の冬のボーナスについて尋ねると、「50〜99万円」が最も多く42.7%でした。平均金額は55.2万円で、実際の支給平均額である30.2万円と比較すると25万円のギャップがありました。

男性にも理想を聞いたところ、最も多かった回答は「100万円以上」36.5%で、平均金額は81.7万円でした。実際の支給金額だけでなく、理想とするボーナスの金額にも男女間で大きな差が見られました。

【Q.5 冬のボーナスは何に使う(使った)?】

※女性:女の転職type会員、男性:type会員
※正社員・契約社員のみ
※複数回答あり
※ボーナスをもらっていない人を除く

冬のボーナスの使い道について尋ねたところ、女性は、1位「貯金」31.0%、2位「生活費」22.6%、3位「旅行・レジャー」12.3%という結果になりました。一方男性は、1位「生活費」23.4%、2位「貯金」18.7%、3位「趣味」14.6%でした。「生活費」に充当する人の割合はあまり男女差がありませんでしたが、「貯金」する人は女性では31.0%であったのに対して男性は18.7%と、男女間で大きな差がありました。女性の方が堅実であることが伺えます。

また、女性は「ファッション・美容」に使う人が男性の約3倍、男性は「PC・スマホ・家電」に使う人が女性の約3倍と、お金をかける対象に違いがあったのも興味深い結果でした。

その他の回答としては、「子どもの進学費用」「車のローン」などがありました。

▼詳しくはこちらからご覧ください。
https://woman-type.jp/academia/discover-career/data/vol-80/

※調査データ(グラフ)は、小数点第2位以下は四捨五入しているため、合計しても100にならない場合があります。

【調査内容】
第80回「冬のボーナスどうだった?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:2023年12月13日~12月25日
・有効回答数:女性332名、男性171名
・調査対象:『女の転職type』会員、『type』会員
・調査方法: Web上でのアンケート

◆株式会社キャリアデザインセンターについて
代表者:代表取締役社長兼会長 多田 弘實
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂 3-21-20 赤坂ロングビーチビル
資本金:5億5866万円
設立:1993年7月8日
従業員数:783名(2023年9月30日現在)
事業内容 :
1.キャリア転職の専門情報サイト『type』『女の転職type』等の運営
2.転職フェアの開催
3.人材紹介事業(厚生労働大臣許可 13-ユ-040429)
4.質の高い就職活動を情報誌、イベント、情報サイト、人材紹介で支援する『type就活』サービス
5.パンフレット、ノベルティー採用・HP作成などのアウトソーシング事業
6.IT業界に特化した人材派遣サービス『type IT派遣』(厚生労働大臣許可 派13-315344)
7.Webマガジン『エンジニアtype』『Woman type』『20’s type』の企画・編集・運営
など、企業の採用活動をサポートする総合的なソリューションサービスを提供

転載元:PR TIMES(株式会社キャリアデザインセンター・プレスリリース)

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