プログラミングスクールに通った未経験ITエンジニアの雇用実態とは

経験者の「その後」の現実

株式会社ブレイバンステクノロジーズは、12月28日、未経験でプログラミングスクールに通い、実際に未経験でのITエンジニアを志望して就職・転職活動を行った108名を対象として「プログラミングスクール経験者の実態調査」を、2021年11月17日~11月19日に行った結果を発表しました。

学習内容と実務内容が合わなかった人は約4割

同社の調査によると、プログラミングスクール卒業後、未経験のITエンジニア職が就職・転職活動を通じて「内定を獲得した」人は88.9%、「内定を獲得していない」人は11.1%に。

そこで「内定を獲得した」と回答した人に、入社後、プログラミングのスキルが必要なプロジェクトに任命されるまでの期間を尋ねたところ「半年~1年未満」が25.0%、「1年半~2年未満」が17.7%となりました。

プログラミングスクールで学んだ内容とプロジェクトにおける実務の内容が合っていたか尋ねたところ「全くそう思わない」が9.9%、「あまりそう思わない」が28.6%と、約4割が「ミスマッチ」と考えている様子がうかがえました。

なかなか思い通りにはいかない現状

内定に対する年収や働き方等のオファー条件は希望の範囲だったかについては「希望よりはるかに下だった」が6.2%、「希望より下だった」が33.3%。

また、前職と比較した年収条件は「はるかに下だった」が4.2%、「下だった」が21.9%という回答となりました。

プログラミングスクールはコスト高

ITエンジニア職への就職・転職活動を経た上で、プログラミングスクールへ通った費用対効果については「非常に悪かった」が2.8%、「やや悪かった」が23.1%に。

その理由は「プログラミングスクールが高額すぎたから」「結局希望通りの就職ができなかったから」といった声が多数寄せられました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ブレイバンステクノロジーズ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000087638.html

株式会社ブレイバンステクノロジーズ ホームページ
http://www.bravance.co.jp/

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