現役フリーランスを調査
アデコ株式会社は、現役フリーランス300名を対象に意識調査を実施、12月24日に結果を発表しました。なお同社は2019年にも同様の調査を行っており、経年による意識の変化についても分析しています。
フリーランスを選択した理由について、「自分のペースで仕事をしたかった」(57.3%)、「自身がやりたい仕事をしたかった」(43.7%)、「働く時間を自分で決めたかった」(43.3%)がトップ3となりました。
ワーク・ライフ・バランスがとりやすい
会社員時代と比較してフリーランスで良かったことについて聞きました。すると「自分のペースで仕事ができる(ワーク・ライフ・バランスがとりやすい)」(65.1%)が最多となりました。以下、「仕事以外の自分の時間を確保できる」(61.2%)、「自身がやりたい仕事ができている」(59.7%)と続きます。
一方、会社員時代と比較して苦労していることについても聞いたところ、「収入が不安定」(69.0%)、「確定申告の手続きが煩わしい」(48.8%)、「社会的信用が低いこと」(36.4%)などの意見が聞かれました。
コミュニケーション力などが必要
フリーランスとして働く上で必要な能力について尋ねました。すると第1位、「コミュニケーション能力」(50.7%)、第2位「柔軟性」(46.7%)、第3位「情報収集力」(46.0%)という結果に。特に「情報収集力」は2019年の第8位から大きく順位を伸ばしました。
年収は増加傾向
今後どのような働き方を希望しているかを質問したところ、77.3%が「フリーランスを継続したい」と回答しました。
フリーランスとしての年収について聞きました。すると「300万円未満」の人が56.3%でしたが、2019年の63.3%から7.0%減少しており、「300万円以上」の人が増加しています。なお「1,000万円以上」の人は3.3%でした。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
アデコ株式会社 プレスリリース
https://www.adeccogroup.jp/pressroom/2021/1224