転職経験者の49%が「前職よりも状況が悪くなった」と回答

キャリアバイブルは、前職よりも環境が悪くなってしまった経験に関するアンケートを実施し、その結果を公開した。

以下、プレスリリースより引用。

■転職したことによって前職よりも環境が悪くなってしまった経験はある?

「今の環境を変えるために転職したのに、悪化してしまった」というケースに遭遇したことはありますか?
そういった事態を防ぐためにも、経験者の話を知っておけば対策がしやすいかも知れません。

今回は事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女576人の方々に「前職よりも環境が悪くなってしまった経験」についてアンケートを実施しました。

「前職よりも環境が悪くなってしまった経験に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート

調査対象者:事前調査で「転職の経験がある」と回答した全国の男女
有効回答:576サンプル
調査日:2024年7月16日 ~ 2024年7月22日
質問内容:
質問1:転職したことによって、前職よりももっと状況が悪くなった経験はありますか?
質問2:その当時の、そもそもの転職理由を教えてください。
質問3:転職したことによって、何が前職よりも悪くなりましたか?
質問4:具体的にどのように前職よりも悪くなってしまったか教えてください。
質問5:転職したことによってもっと悪くなってしまったのは何が原因だと思いますか?
質問6:前職よりも状況が悪くなってしまったことで、再び転職しようと思ったことはありますか?
質問7:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■49.3%が、転職して「前職よりも状況が悪くなった経験がある」

まずは転職したことによって、前職よりももっと状況が悪くなった経験はあるか聞いてみました。

49.3%とほぼ半数が、転職して「前職よりも状況が悪くなった経験がある」と回答しています。
その当時の、そもそもの転職理由を聞いてみました。

「人間関係」が30.6%、「労働環境」が29.6%と並びました。
続いて転職したことによって、何が前職よりも悪くなったのかも聞いてみました。

「労働環境」が38.7%と、もっとも多い結果となりました。
さらに「人間関係」も29.6%あり、決して低い数値ではないようです。

具体的にどのように前職よりも悪くなってしまったか聞いてみたので、一部を紹介します。

「労働環境」具体的にどのように前職よりも悪くなってしまった?

  • 従業員不足や給与の未払い(20代・男性)
  • 自分が以前のように動けなくなっていて、評価されなかった。(30代・男性)
  • 労働時間が長くなり給料が変わらなかった(40代・男性)
  • 人間関係は良好だが定時に帰れることが少ない(40代・男性)
  • 残業時間の増加、パワハラモラハラなどの悪化。(40代・男性)
  • 残業が増えたうえに、年間休日も前職より少ないので休めなくなった(40代・男性)
  • 前より労働時間が増えた。(50代・女性)

「人間関係」具体的にどのように前職よりも悪くなってしまった?

  • 人間関係がギスギスしていたから(20代・男性)
  • パワハラを受けたから(30代・男性)
  • 上司の人格が悪かった(30代・男性)
  • 高圧的な経営者だった(40代・女性)
  • 家族経営の会社でワンマン経営がひどく最低でした(40代・女性)
  • 仕事の効率の為に会話は一切禁止で、社内のコミュニケーションがほとんどなかった(40代・男性)
  • 仕事を教えてくれないくらいにハラスメントを受けたこと(50代・男性)

また、転職したことによってもっと悪くなってしまったのは何が原因だと思うかも聞いてみました。

転職したことによってもっと悪くなってしまったのは何が原因だと思う?

  • 入社前の説明会や面接でのコミュニケーション、自分の意志を明確に伝えることが不足していた(20代・男性)
  • 苦手な職種にチャレンジしてしまった(20代・女性)
  • 職場のリサーチ不足(20代・男性)
  • 業界研究をしっかりしなかったから。(30代・男性)
  • しっかり調べず決めてしまった(30代・女性)
  • 面接時の確認不足(30代・女性)
  • よく調べなかったからだと思います(30代・男性)

「転職先のリサーチ不足」や「面接時の確認が不十分だった」などが多く挙げられていました。

■80.6%が「再び転職しようと思った」

続いて、前職よりも状況が悪くなってしまったことで再び転職しようと思ったことはあるか聞いてみました。

8割以上の方が「再び転職しようと思った」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「再び転職しようと思った」その理由は?

  • もっといいところに行きたいと思ったから(20代・女性)
  • それらの経験を踏まえて転職することで、より良い環境に身を置けるから。(20代・男性)
  • 好きなことをしたいと思ったから(20代・女性)
  • 無理に続ける必要はないと思った(30代・男性)
  • 人間関係に耐えられなくなってしまったので。(30代・女性)
  • 人間関係の問題を抱えたまま働きたくないからです(30代・男性)
  • より良い環境や条件で働くため(40代・女性)

「再び転職しようとは思わなかった」その理由は?

  • 正社員は自分には厳しいから。(30代・男性)
  • 転職するのがかなり労力だから(40代・男性)
  • どこに変わっても一緒だとあきらめたから。(40代・女性)
  • 家族がおり養っていかないといけない状況で、退職して次の就職先が見つかるかどうかのリスクを負えないから。(50代・男性)

■まとめ

今回は「前職よりも環境が悪くなってしまった経験」という調査を行い、その結果について紹介しました。
転職の経験がある49.3%が、転職して「前職よりも状況が悪くなった経験がある」と回答しています。

また「前職よりも状況が悪くなった」と回答した方は、その理由として「リサーチ不足」や「面接時の確認不足」などを挙げていました。
「転職を考えているけれど不安がある」という方は、転職エージェントの力を借りるのもひとつの手です。
転職エージェントがいれば事前に転職先の状況を伝えてくれたり、聞きづらいことも教えてくれる場合があるでしょう。

引用元:キャリアバイブルによる調査

◆株式会社NEXER
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

お知らせ

登録されているお知らせはございません。

ページ上部へ戻る