フリーランスのITエンジニアに関する実態調査

株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社ベンドが運営するWebメディア「スキルアップ研究所」にて、「フリーランスのITエンジニアに関する実態調査」を行われた。

以下、プレスリリースより引用。

【調査結果概要】

  • フリーランス転身前にエンジニア経験ありは65%
  • エンジニア経験者のほうが高所得である割合が高い
  • フリーランスの7割がスキルアップに取り組んでいる

◼️調査背景

近年、柔軟な働き方がしやすいことでフリーランスへ転身する人が少なくない。その中でも、高収入になりやすい職業としてITエンジニアが注目されている。

今回はフリーランスのITエンジニアへの興味を持った理由から年収、労働時間まで、フリーランスのITエンジニアの実態について解明すべく、調査を実施した。

◼️調査結果

◆フリーランス転身前にエンジニア経験ありは65%

「フリーランスになる前のエンジニア経験はありましたか?」という質問に対し、65.1%が「経験あり」と回答。一方で、34.9%が「未経験」と回答した。

フリーランスになる前に実務経験を積んでからフリーランスへ転身する人の割合が高いことが分かった。

◆エンジニア経験者のほうが高所得である割合が高い

現在の年収について尋ねたところ、経験者では「200~600万円未満」に合計8割近くが集中した。

一方、未経験者では、ボリュームゾーンが経験者に比べて低い傾向がみられた。特に、400万円以下の層が経験者では4割強であるのに対し、未経験者では約6割となった。

また、1000万円以上の所得に注目してみると、経験者は計12.2%であるのに対し、未経験者は0%という結果になった。

以上から、年収の相場は経験者のほうが高く、高所得も経験者のほうが期待値が高いといえる。20代の内に経験を積んで30代・40代にフリーランスへ転身する人が多いのも納得であろう。

◆フリーランスの7割がスキルアップに取り組んでいる

「スキルアップするために勉強をしていますか?」という質問に対し、71.4%が「している」と回答し、28.6%が「していない」と回答した。

個人の実力に応じて案件の内容や報酬が変わりやすいことを考慮すると、スキルアップをしなければフリーランスの世界で生き残ることができない。そうした環境下では、スキルアップへの取り組みが加速していくことがうかがえる。

◼️課題と展望

経験者が未経験者よりもフリーランスとして高収入を得やすいということから、ITエンジニアの需要は引き続き高いと考えられる。

近年ではノーコード・ローコード開発の普及により、プログラミングの技術的ハードルが低くなることで、新たなフリーランスの市場が大きくなる可能性がある。これにより、技術的な知識が少ない人でもフリーランスとして参入しやすくなる。

多くのフリーランスがスキルアップに励んでいる状況であるが、急速に変化する技術環境に対応するためには、より効果的かつアクセスしやすい学習リソースが必要である。

ITエンジニアに対して高まる需要の中で、人材育成に注力し、フリーランスのITエンジニアに挑戦しやすい環境をつくっていくことが労働力の確保にも繋がっていくだろう。

引用元:スキルアップ研究所調べ

【調査概要】
調査名:フリーランスのITエンジニアに関する実態調査
対象者:フリーランスでITエンジニアをしている方
対象地域:全国
調査方法:アンケート調査
調査期間:2024/5/12〜2024/5/19
回答数:63

◆株式会社ベンド
https://reskill.gakken.jp/company
代表取締役:近藤潔
設立:2019年3月1日
資本金:1500万円(資本準備金を含む)
所在:〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-23 日テレ四谷ビル 4F
問い合わせ窓口: info@thebend.jp

■株式会社学研ホールディングス
https://www.gakken.co.jp/
代表取締役社長:宮原博昭
法人設立年月日:1947年3月31日
資本金:19,817百万円
売上高:1,641億円、連結子会社75社(2023年9月期)
東京証券取引所 プライム市場情報(証券コード:9470)
所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
電話番号:03-6431-1001(代表)

転載元:PR TIMES(株式会社学研ホールディングスプレスリリース)

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