株式会社Warisは、リスキリングプログラム等の情報提供を行う「Warisキャリアシフトプラットフォーム」の登録者を対象に「リスキリングの効果に関する調査」を実施し、結果を発表した。
以下、プレスリリースより引用。
<調査背景>
政府は今年6月の「骨太の方針」に「リスキリング(学び直し)支援」を盛り込み、特に女性の所得向上・経済的自立に向けて「女性デジタル人材の育成」や「非正規雇用労働者の正規化」への取組みを強化すると共に、子育て世代の所得向上に向けて「個人の主体的なリスキリングへの直接支援」を行うことを表明しました。そのような中で、より効果的なリスキリング支援の一助とするべく、リスキリングの効果実感に関する調査を企画・実施いたしました。
<調査結果 概要>
本調査の結果、リスキリングの目的としては「仕事の領域を広げたいから」「必要とされるスキルの変化に対応していきたいから」「今後に向けて現状のスキルでは不安を感じているから」があげられ、転職や年収アップよりも上位を占めるという結果となりました。
また、83.6%が「リスキリングの効果を感じている」と回答し、その効果としては「新しいスキルが身についた」「視野が広がった」という回答があがりました。効果が出せた要因では、「効率的な学び方(オンライン/通学など)を選択できたこと」「適格な学習内容を選択できたこと」「コミュニティの存在(情報共有/教え合うなど)」が目立ちました。
<調査結果>
1.リスキリング(学び直し)経験の有無
「リスキリング経験あり」が76.6%
※全回答者が分析対象(n=239)
「仕事の領域を広げたいから」が59.0%、次いで「必要とされるスキルの変化に対応していきたいから」が58.5%、「今後に向けて現状のスキルでは不安を感じているから」が55.7%となった(複数回答)
※「リスキリング経験あり」と回答した方が分析対象(n=183)
3.リスキリングの効果の有無
「リスキリングの効果を感じている」は、83.6%
※「リスキリング経験あり」と回答した方が分析対象(n=183)
リスキリングの効果は、「新しいスキルが身についた」が75.2%、「視野が広がった」が71.9%(複数回答)
※「リスキリング経験あり」と回答した方が分析対象(n=183)
5.効果を出せた要因
「効率的な学び方(オンライン/通学など)を選択できたこと」が最も多く53.6%。次いで「適格な学習内容を選択できたこと」が44.4%、「コミュニティの存在(情報共有/教え合うなど)」が41.8%、「明確な目標設定ができたこと」が40.5%となった(複数回答)
※「リスキリング経験あり」と回答した方が分析対象(n=183)
「リスキリングの効果に関する調査」概要
詳細データ:https://info.waris.co.jp/2309_research
調査期間:2023年6月28日~7月7日
調査(告知)対象:リスキリングプログラム等の情報提供を行う「Warisキャリアシフトプラットフォーム」ご登録者
調査方法:WEBアンケートフォームによる回答
回答数:239件(リスキリング経験者:183人 リスキリング未経験者:56人)
調査主体:株式会社Waris
<会社概要>
本社所在地:東京都千代田区神田鍛冶町3丁目7 神田カドウチビル8F
設立: 2013年4月
代表者: 代表取締役 米倉史夏、田中美和、河京子
事業内容: 人材サービス、有料職業紹介事業
各種多様な生き方・働き方に関するセミ ナー、イベント等の企画・開催・運営