インターネットによる副業調査
シェアオフィスやバーチャルオフィスを展開する株式会社ナレッジソサエティは、2021年5月28日、副業の実態に関するアンケート調査を行った結果を発表しました。
同社によるとこの調査は、同年5月18日~19日の間に、全国20代~30代の会社員2,401人に対してインターネットにより実施したとされます。
圧倒的な結果の1位は「収入の不足を補うため」!
実際に副業を行っている人に対して実施した「副業の目的は何ですか?」の質問に対しては、「収入の不足を補うため」が57.6%で圧倒的な1位。
これを受けた同社は、年収アップがなかなか望めないような現状の経済状況下では、「消費税の増税や社会保険料の負担率アップが家計の圧迫を招き、収入を増やすことへの考えに反映された」と分析しています。
副業への意欲が伺える!
さらに、副業していない人に対して実施した「副業したいですか?」の質問に対しては、「はい」の回答が約69.7%。
これについては、実際には副業していなくても、副業したいという人が多かったと捉えており、副業への意欲が伺える結果となりました。
副業への壁
同社が行った「副業をしたいが、実際には副業できていない人」への質問では、「会社が副業を許可していない」との回答が最も多い33.2%。
そして「副業の始めかたがわからない」と「よい副業がみつからない」がそれに続きます。
これを受けた同社は、副業を許可できない企業側の事情にも理解を示しながらも、「副業」がクローズアップされ出した昨今。どのような副業が適しているのかなど、働く側(がわ)の知識不足に加えて副業に対しての情報不足を懸念しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
副業の実態に関するアンケート調査発表:プレスリリース(PRTIMESより)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000080007.html